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石彫刻

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北野天満宮 石茂型狛犬

【狛犬】石茂型狛犬とは

神社やお寺で見かける狛犬のデザインには、実は「型」があります。優れた狛犬の形を踏襲して、「〇〇型」と呼ばれるようになっていきました。
創業以来、狛犬の製作に携わってきた石茂のデザインは「石茂型狛犬」と呼ばれ、専門書にも紹介されています。ここでは、そんな石茂型狛犬についてご紹介します。知っていただけると、とても嬉しいです。

石茂型狛犬とは

「茂右衛門」(もえもん)は、創業以来約290余、芳村家代々当主が襲名してきた名前です。「石茂」とは、『石工の茂右衛門』を意味し、弊社の屋号として使っており、多くのお客様に「石茂さん」と呼んでいただいています。

 

石茂型狛犬はどこにあるの?

石茂型狛犬は、京都を中心に明治12年から39年の間に数多く制作され、今でも複数の神社に鎮座しています。特に、北野天満宮に多く置かれています。三の鳥居の前、楼門の階段両脇、絵馬所前の参道入口、東門鳥居前の4箇所に奉られた狛犬は、石茂型狛犬です。
他にも、上御霊神社、下御霊神社、晴明神社、敷地神社(わら天神)の狛犬にも、「石工 茂右衛門」の名が刻まれています。

石茂型狛犬の特徴

石茂型狛犬には、見た目に特徴があります。比較的はっきりとした特徴なので、他の型の狛犬との判別はつきやすいです。小寺慶昭先生の著した本の中に、以下のような特徴が述べられています。

1.短くて、力強い脚

2.複雑な表現のたてがみ

3.顔の表情が豊か

4.躍動感があり、清爽

5.新しいイメージを導入したように見える

現代に再現された石茂型狛犬

私たちは、近年も数多くの石茂型狛犬を製作してきました。京都市の宗忠神社では、車との衝突で破損してしまった石茂型狛犬を、島根県の来待石を用いて再製しました。
また、勇ましい狛犬像は海外の方々にも人気があり、オーダーメイドで製作した石茂型狛犬を、アメリカやヨーロッパに発送した実績もあります。

躍動感はそのままに、サイズを小さくした石茂型狛犬もあります。玄関先や鬼門に置く魔除け・厄除けや、神棚のご守護にも。縁起物なので、新築祝いや開店祝いにも喜んでいただいています。オンラインショップにて販売しています。

 

 

 

狛犬製作は石茂にご相談ください

石茂では、石茂型狛犬はもちろん、他の型の狛犬も数多く制作してきました。狛犬についてのご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。

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