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■国内産と外国産の石の値段が違うのはなぜですか
基本的には、石材(原石)の違いと加工技術の差だといえます。
国内産の墓石は、何百年の昔から、日本の気候風土に適した実績のある良質の石材を、優れた技術で加工していますので、永年ご使用いただける墓として安心です。
特に、庵治石、大島石などの銘石は、石質、色目等、厳選した石材を加工していますので、ブランド品として、大変に人気があります。
それに比べて外国産の石は、日本では墓石として使われるようになったのは、まだ10年から20年ぐらいの実績ですので、湿度の高い日本の風土にどのくらい適しているかは、まだ保証できないのです。
また、中国等の外国で現地加工して輸入した墓石と、日本の内地工場で作られた墓石とは、近頃は質が良くなってきたとはいえ、まだ加工技術に差があります。
当社でもお客様のご希望に応え、各種の外国産も用意していますが、加工は全て国内の特約工場で加工していますので、技術的には国内産と同じ製品をご提供しております。
■国内石と外国石、同じ石でどこが違うのですか
国内産も外国産も御影石ということでは、確かに同じ石です。しかし、外国産、特に中国などの大陸で獲れる山の石は、目には見えないが、風化がすすんでいるといわれています。
一方、香川県の庵治や青木、愛媛の大島など瀬戸内海から、火山が隆起してできたような山石は生成が若く、きめ細かく、硬質な石が獲れるといわれています。
例えば、木材でも国内産の方が木のしなりが少ないように、日本のように四季の変化がある国では、石も木と同じように、天然素材として、その風土にあった石を使うことが、もっとも自然なのではないでしょう
■お墓は青い御影石と決まっているのですか
御影石(花こう岩)は、昔から石碑として利用されていて、その石目の美しさとともに、堅さと吸水性の低さで長年の雨風に耐える石として定番とされています。昔は、加工のしやすさもあり、砂岩系の泉石なども使われていましたが、石の耐久性が弱いので風化や剥離している墓石も良く見られます。
また、関西では、青みのある石が昔から好まれ(黒は縁起が悪いとされていた)ていますが、関東では黒い御影石を使う人も多いようです。特に洋墓などでは、黒い以外にも赤い御影石を使うこともあります。
■京都ではどんな石が定番として売れていますか
愛媛県の伊予大島石や、四国高松の庵治石の中目等が良く出ています。特に庵治石は、きめの細かさにより、細目(こめ)、中目と分けられ、細目は「フ」と呼ばれる白い模様が浮き出ているのが特徴で、おちついた高級感が感じられます。また、中目は黒い細かな結晶がパチパチと見えるるのが特徴です。
いずれにしても、これらの銘石と呼ばれる石は、産出量が極めて少なくなっており、さらに、均一な石目を揃えた美しい石碑はそれだけで希少性が高くなるといえます。そしてその美しさと希少性こそが、銘石の銘石たる由縁だともいえます。
■お墓を建てるのに良い日どりはあるのですか
基本的にはお彼岸や一周忌などに建てられるのが良いと思いますが、中でも特に、日を気にされるのでしたらその前の大安や先勝(せんがち)の日がよろしいかと思います。
ただ、お寺様のご都合もあるかと思いますので、具体的にはお寺様にご相談されるのが良いかと思います。
■お墓はいつ頃建てたら良いのですか
a.最近亡くなられた場合
「三十五日」、「四十九日」の忌あけ、または「百か日」、
遅くても一周忌までが良いかと思います。
b.去年、亡くなられた方の場合
春、秋の彼岸や、お盆、一周忌を機に建墓されると良いかと思います。
c.まだ亡くなってなく、墓地だけある方の場合
生前墓を建てられる方は近年、増えておりますし、寿陵は縁起が良く長生きするなどというお話をされる方もあります。その真偽のほどはわかりませんが、ただ言えますことは、お墓には相続税がかかりませんので、お墓のご購入を先になさっていますと、もしものときにも相続財産の目減りを防ぐことができるということでご購入される方もいるようです。
また、どなたにもご先祖様はおいでになりますので、生前墓を建てられる場合に、ご先祖様の墓の土を少し入れ、お参りされる方もおいでになります。
■どれくらいの大きさのお墓を建てたら良いのですか
京都市内では、8寸の使用が多いといえます。また墓地の広さにもよりますが、通常、1〜3聖地で8寸が標準のようです。市内より少し離れますと、9寸や1尺などの大きな墓石が、好まれるようです。特に、郡部などでは、村墓など墓地も広くとれることもあり、大きな墓石が好まれるようです。
いずれにしても、これから建てられる墓地の大きさや、近辺の墓石の大きさを見て、それに合わせた大きさで決められたほうが良いかと思います。
■五輪塔や宝篋院塔というのも、お墓ですか
どちらも同じ供養塔です。昔は一般の人は墓が無く、位の高い人だけにお墓がありました。その頃、五輪塔は大名、宝篋院塔は公家の一代墓として使われていたようです。
もちろん、今では、どちらでもお好みに応じて選ばれれば、良いと思います。
また、特に五輪塔の場合は、50回忌を経たご先祖様の供養塔として、家のお墓と並列して建てられることも多くなっています。
■オリジナルのお墓を建ててもかまわないのですか
お寺の墓地ですと、お寺さんのご意向もあり、あまり他と異なるお墓は困るといわれるかもしれませんので、あらかじめご相談されことが必要かと思います。一方、霊園の場合はそういう規制も少なく、自由にお墓を建てる方も多いようです。例えば、ロケット型や、お酒のさかづき型、ラグビーボール型など、生前の方のライフスタイルや志向性が感じられる、素敵なお墓が良く見られます。
当店では、墓石部のほかに建築部門もありまして、モニュメント等も多く手がけております。お客様のご希望、イメージをお伺いし、専門スタッフが設計・施工いたしますのでお気軽にご相談ください。
■お骨はどのような形で埋葬するのでしょうか
地域やお寺によっては、骨壷に入れて埋葬されることもあるようですが、関西では一般的には、さらしの袋に入れ替え、そのまま、底が地面のままのカロートに納めて埋葬するのが多いようです。できましたら一度、お寺にお伺いになった方が良いかと思います。
■お墓の正面にはどんな文字を彫れば良いのですか
一般的には一代だけの個人墓、夫婦墓の場合には、その亡くなった方のご戒名を。
代々、ひとつのお墓にご家系の方が入られる、代々墓の場合には「○○家之墓」 「○○家先祖代々之墓」と彫られ、霊標(墓誌)に、亡くなった方のご戒名と、亡くなった日を彫られるようです。また、分家して初めて建てるため、仏さんがいない場合なども「○○家之墓」と彫られるようです。
その他には、宗派ごとのお題目を書かれる場合も多く見られます。ただ、お墓地の廻りの石がどのようなものが多く、彫られているかということもありますし、一度、お寺さんにご相談されるのが良いかと思います。ただ、基本的には文字数が少ないほうが大きく立派に見えるといえます。
■生前にお墓を建てても良いのですか
もちろんかまいません。むしろ中国では、秦の始皇帝の時代から生前墓を作ることは、家族が繁栄するので縁起が良いとされ、その影響で建てられる方もおいでになります。
最近ではむしろ、生前にお墓を建てておいたら、相続の時には税金の対象にならないのと、ご自分の入られるお墓を、納得いくまでその形や場所などにこだわってできるので、安心できるという理由で建てられる方も増えております。
■精念抜きや、開眼供養とはどのようなものですか
在来のお墓を撤去したり、棹石を動かす時にはお性根抜きとお性根入れが必要です。
それぞれお寺さんにお経を上げてもらいますが、この時に立ち会われる方もおります。
また、開眼供養はお墓を新しく建てられたり、再建されたときに必要となります。
合わせてお性根入れが行われます。この時は、当事者の方が立ち会われます。
その日が、年忌法要などと一緒の場合は、ご家族の他に身内の方々が集まわれて、お食事を兼ねることもあるようです。
■最近良く聞く、永代供養墓とは何のことですか
核家族化や少子化の影響で、跡取となるべく、子供に男の子がいない家族が増えています。また、跡取はおいでになっても、遠くに家族で住んでいるとか、親だからといっても子供に墓の面倒を見て欲しいとは強制したくない、とかのお考えの方もおいでになります。
そのため、子供は子供、親は親として、今のでの「○○家の墓」ではなく、自分たちだけのお墓が欲しい。という要求も少しずつ増えてきています。そのような社会的な声にお応えして、お寺さんの方も、施主の死後にお参りされる方が無くなっても、お寺が代わりに、彼岸、盆、正月のお参りや年忌法要を行いましょう。という、供養までが一緒に受けられる墓地を
永代供養墓といいます。まだ、一般的にはなっていませんが、今後は、ひとつの選択肢として定着していくものと思われています。
■お墓を建てるのにはどんな手順が必要ですか
お墓を建てるにはまず、建てる場所の決定が必要です。代々からの既存の墓地があるのか、それとも新たに寺院墓地や霊園での墓所の購入が必要なのか。必要であれば、宗派にあった寺院墓地を探すか、宗派にこだわらない霊園での購入が必要です。
次に必要なことは、聖なる墓所としての位置づけと、隣接地との境界を示す巻石を設置すること。昔は水磨きなどの石の表面がザラとしたものが多かったのですが、最近は汚れがつきにくく、美しさが保てる本磨きのものが増えています。また、周りの状況にあわせ、高さを考えることも必要です。
そして、最後が墓石の購入。石も希少性の高い国内産から、お買い求めやすい外国産までいろいろとあります。まずは、店頭でじっくりと実物を見て、聖地の大きさに合わせ、また、予算も考え最良のものをお選び下さい。
墓石が決定したら、建前日の決定と、石に彫りこむ内容(正面の文字、建之者名、建之年月、家紋等)の確認をして下さい。
建てる日は、四十九日や百か日、一周忌、年忌法要、盆、彼岸など、人が集まれる日の1〜2週間前。お性根抜きや入れなど、お寺さんのご予定もありますので、良くご相談して決めて下さい。
それらの確認が終われば、あとは施工をするだけです。納骨は、施工後の法要の時に行って下さい。
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