京都の石屋 芳村石材店
石塀小路

石塀小路(いしべいこうじ)

「ねねの道」口にある街頭

祇園・八坂神社の南、下河原町通を下がると、程なく東側に、その入口はある。家々に挟まれ、うっかりすると見過ごすほどだ。

「石塀小路」と描かれた古い小さな看板。中は薄暗いトンネルが続き、その先でパッと白い光があふれ、穏やかな石の風景が広がる。

「下河原町通」口

タイムスリップしたような不思議な感覚を覚える。

大正時代に作られたこの小道。ゆるりと歩いても、およそ3分ほどだが、敷き詰められた石畳、石の塀、建ち並ぶ木造家屋と、何か懐かしく、安らぎを感じる空間である。家々は、料亭や旅館、バーなどが多く、濡れそぼった雨の日や、街頭が灯る頃に訪れるのもおすすめである。

こぼれる椿が美しい

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