腰痛や肩こりにお参りが絶えない。庶民信仰厚い地蔵さん


★巣鴨が「とげ抜き地蔵」で有名なら、京都ではこの石像寺の釘抜き地蔵さんが有名です。
朝から晩まで多くの人が、体の痛みを直してもらいに願をかけ、直った人は、釘と釘抜きのついた珍しい絵馬を奉納していきます。
★お堂の四方に隙間なく貼られたお礼の絵馬を見れば、その効力のほどが伺いしれます。

▲四方にお礼の絵馬がびっしり |
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▼お堂の前の大きな釘抜き

★昔、京の大商人 紀伊国屋道林が突然、両手に激痛を覚え、多くの治療をしたが直らず、このお寺で願をかけに来た。
するとその夜、夢にお地蔵さんが出て「汝が前世で、人をのろい、わら人形で釘を打ったむくいだ」といい、手にささった釘を抜くと、朝には痛みがとれていた。驚き、寺に来たら、なんとご本尊の前に朱に染まった八寸釘があった。
★以来、釘抜き地蔵と呼ばれているという、不思議な話が伝えられています。

▲珍しい釘抜きと釘の絵馬 |
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★当寺の歴史は古く、弘法大師が弘仁十年(819)に開創されたものです。
その時は、光明遍照院石像寺といわれ、広さも八町四方もあったそうです。
★本尊の釘抜き地蔵尊は大師が唐より持ち帰られた石に、地蔵菩薩の尊像を自ら刻み、日夜に衆生の諸悪、諸苦、諸病を救い助けんと、ご祈願された、御丈三尺六寸の石像です。
★また、地蔵堂の後には、重要文化財の石像弥陀三尊像が安置されています。
この三尊像は、鎌倉初期の元仁二年(1225)に開眼されており、花崗岩石仏としてこれほどまで、古く美しいのは非常に稀だといえます。

▲釘抜きの意匠のお守り |